日本の文化、環境に適した家族看護を、学問および実践の両面から追究している。


日本の家族看護学界の先駆者でもある鈴木和子教授の基本理念を基盤にしながら、近年の医療現場に適した患者を含む家族全体を看ることのできる看護職者を養成している。2000年から設定された「家族看護専門看護師養成課程」では多くの修了生が輩出され、「家族支援専門看護師」として全国で活躍している。


東海大学家族看護学研究室では、臨床と教育の現場が融合し、そこで働く者たちが学びを共有する場として「東海大学家族看護研究会」「特別公開講座」などを開催している。研修会等を通じて、地域医療施設に所属する保健師、看護師らとの交流を行っている。

指導教員 科目内容 修士論文のテーマ 公開講座

研究室メンバー

研究室メンバー

授業風景

講義担当教員

井上玲子 東海大学大学院看護学専攻教授 家族看護学理論と概念、家族看護の歴史、
家族アセスメントモデル、家族機能尺度、
家族支援CNSの機能、
石井美里 東海大学大学院看護学専攻教授 家族と生殖機能、ジェンダー論
今泉郷子 東海大学大学院看護学専攻教授 ニューマン理論、
家族看護とアクションリサーチ
竹下 啓 東海大学大学院医学研究科教授 医療倫理
菅野和恵 東海大学大学院保健福祉学専攻准教授 発達障害児・者と家族
菅沼真樹 東海大学文化社会学部心理・社会学科准教授 家族と保健医療福祉システム(臨床心理)
杉村篤士 東海大学医学部看護学科講師 セルフケア理論
桜井大輔 東海大学医学部看護学科講師 家族看護学実習1.2.3、
家族支援専門看護師の役割
小泉織絵 東海大学医学部看護学科助教 家族看護学実習1.2.3、
家族支援専門看護師の役割
児玉久仁子 東海大学医学部看護学科客員研究員 家族支援専門看護師の役割
永井暁子 日本女子大学人間社会学部教授 家族社会学
新井陽子 群馬大学大学院保健学研究科教授 カルガリー式家族アセスメントモデル
若林英樹 三重大学医学部亀山地域医療学講座 教授 家族システム論、家族療法
ファミリープライマリーケア
栗田駿一郎 特定非営利活動法人 日本医療政策機構 保健医療福祉の施策と実際

※その他、家族支援専門看護師やその他の専門職からの実践に関する講義があります。

CNS受験対策講座

  • 家族支援専門看護師を受験する修了生向けに、対策講座を開講
  • 家族支援専門看護師が、申請書の書き方、事例のまとめ方などをアドバイスしている
  • 毎年、1月・5月・7月の家族看護研究会と同日の午前中に実施

問い合わせは、東海大学大学院家族看護研究室(井上)まで。